保険診療
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受診の際は、有効期限内の健康保険証をお持ちください。
保険証のコピーは使用できません。
また、保険証をご提示いただけない場合は全額自己負担となる場合があります。 -
ご転職などにより、ご加入になっている健康保険が変わった際は、月の途中でも新しい保険証を受付にご提示ください。
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住所や電話番号など、健康保険証の内容に変更があった際は受付にお知らせください。
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受給者証(老人・乳児・身障医療等)をお持ちの方は、健康保険証と一緒にお出しください。
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オンライン資格確認に対応しています。
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他の医療機関で薬を処方されている場合は、お薬手帳をお見せください。
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妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
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高熱や全身にひろがる発疹で、水ぼうそう、はしかなどの感染症が考えらえる際は、事前にお電話でご連絡ください。また来院されたら必ず受付にお申し出ください。
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健(検)診結果や各種検査結果、血圧手帳や糖尿病連携手帳などをお見せいただくと、診察がスムーズに進みます。
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受診の際は、なるべく患部を出しやすい服装でお越しください。
アトピー性皮膚炎
当院では、炎症を起こしている患部に対してステロイド外用薬を使用し、症状の改善に伴って他の成分の外用剤に替えていきます。最終的には、保湿剤でコントロールできることを目標としています。かゆみを抑える内服薬、体質改善を図る漢方薬も、適宜処方いたします。
石鹸
低刺激で、皮脂をとり過ぎない石鹸・ボディーソープを用意しています。
手湿疹
消毒液や洗剤による手湿疹が増えています。キズのあるひどい湿疹の場合、まずキズから治し、痛みを抑えます。湿疹の治療にはステロイド外用剤を使いますが、治った後の再発予防として保湿剤を使い続けることが大事です。
水虫
足の裏の痒み・爪の白濁という症状は、水虫以外の皮膚の病気が原因でも起こります。顕微鏡の検査を受けていただいてから、治療を開始します。
受診される際には、水虫用のクリームなどをつけてこられますと、診断が難しくなることがありますので、何もつけないでお越しください。
爪白癬(水虫)の治療には、1年以上の定期的な受診が必要です。
いぼ
ウィルス性のいぼは、次々と増えていきます。当院では、液体窒素で凍らせる凍結療法と並行して、漢方薬の内服治療や外用剤の治療を行っています。足の裏など、皮膚が厚くて凍らせにくい部位のものは、前処置をしてから凍結療法を行います。凍結療法が耐えられない小児の患者さんには、内服と外用のみを行います。
水いぼ
水いぼは、直接擦れ合う部位(わき・ひじの内側)などにできると、どんどん増えていきます。水いぼの中身をピンセットで押しだすのが早く治る方法です。痛みを伴うため、麻酔のシールを貼って30分から1時間後に処置しています。初診で治療をご希望の場合、早めの時間をご予約下さい。(診断→麻酔のシール貼付→30分から1時間後に処置、という流れです。)
飛沫感染予防のため、泣いて暴れてしまわれると処置を中断することがあります。その場合は、ご自宅で痛み無く行っていただく他の方法をご説明いたします。
やけど・深い擦り傷
やけどは、まず水で冷やすことが大切です。30分以上流水で冷やしてからお越しください。広い範囲のやけどの場合は、ショックを起こすこともあるので、救急病院を受診してください。やけど・深い擦り傷の治療には、原則として湿潤療法を行っています。(湿潤療法についての詳しい説明は、「新しい創傷治療」のHPをご参照ください。)
接触皮膚炎(かぶれ)
原因物質が皮膚に触れて起こす、皮膚の赤み・痒みです。部位・かぶれの程度に応じた強さのステロイドの軟膏を使います。顔は、化粧品が原因になることもあります。一旦、基礎化粧品を中止していただいて、軟膏療法を行いながら、超酸性水などでお肌を整えていきます。
超酸性水
PH2.7の水で、アストリンゼント効果・殺菌効果があるといわれています。刺激なく、肌の調子を整えていきます。
円形脱毛症・びまん性脱毛
円形脱毛症は、リンパ球が自分の毛根を異物と誤認して排除してしまう自己免疫性疾患です。リンパ球の攻撃を弱める外用・内服治療をまず行いますが、効果の見られない場合は、DPCPという自然界にない物質を脱毛部に塗ってかぶれを起こさせ、リンパ球の攻撃の矛先を変えるという治療を行います。
円形脱毛・びまん性脱毛(全体的に毛が薄くなってくる脱毛)に、スーパーライザーによる赤外線治療や、漢方薬の内服も行っています。
陥入爪
足のつめが皮膚にくい込まないようにするには、足の爪の形を四角く、やや長めに保たなくてはなりません。爪を伸ばしていても爪に変形(巻き爪)のある方には、超弾性ワイヤー・プレート、巻き爪マイスターによる矯正(保険適応無し)を行っています。
にきび
にきびは、毛穴がつまったところに皮脂がたまった状態です。そこに感染を起こすと赤く腫れてしまいます。感染を起こしたにきびには抗生剤を使用し、アダパレン・BPO・漢方薬・赤外線治療(以上は、保険適応あり)・洗顔石鹸・ビタミンC誘導体ローション(活性酸素を抑制してにきびの悪化を防ぎ、にきび跡の色を抑えます)・ピーリングなどを組み合わせて、再発しにくくなる状態にしていきます。
にきび跡の赤みには、炎症を抑える外用剤(保険適応あり)、トラネキサム酸のイオン導入が効果的です。
陥凹したニキビ跡には、ダーマペンが効果的です。
蒙古斑・太田母斑
腕・脚・肩などにある濃い蒙古斑は、異所性蒙古斑といい、背中やおしりの蒙古斑に比べて自然に消えずに残ることがあります。赤ちゃんのうちにレーザーをあてて薄くすることが可能です。
太田母斑とは、顔の青褐色のあざです。蒙古斑、太田母斑共にQスイッチルビーレーザーを用いて治療します(保険適応あり)。